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泡盛(あわもり)とは、米を原料として

泡盛(あわもり)とは、米を原料として、黒麹菌(アワモリコウジカビ)を用いた米麹である黒麹によって発酵させたもろみを蒸留した蒸留酒で、沖縄県の特産品である。原料の米は、日本酒と異なりインディカ米であり、主にタイ産の砕米が用いられるが、近年では地産地消の動きに伴って県内産のジャポニカ米を使ったものも生産されている。3年以上貯蔵したものは古酒と呼ばれる。

戦前には、鹿児島県奄美諸島でも製造されていたが、現在は作られていない。また本場泡盛・琉球泡盛の商標をつけることができるのは沖縄県で作られたものだけとされている。台湾等においても泡盛を作る酒造所がある。

なお、製造時の副産物であるもろみ(酒粕)は加工され「もろみ酢」として販売されている。近年の健康ブームの中で人気を得ている。

47の酒造所(平成18年6月現在)と多くの銘柄があり、地方にも各地に固有の銘柄が存在する。たいていは地域にちなんだものや、縁起の良さそうな名を持っているが、単に泡盛という名を持つものもいくつかある。

消費の割合は沖縄県内が8割で他地域が2割と推定される[1]。沖縄県内で一般に流通しているもののアルコール度数は30%であるが、県外への移出や飲みやすさを考慮して25%にしたものや減圧蒸留で製造されたものも増えつつある。一方、長期熟成用の原酒にはより度数の高いものも多数ある。保管中にアルコール分の揮発等により度数が低くなるためである。伝統的な古酒を造るための原酒として、ろ過を抑えた泡盛も販売されている。新酒では欠点となる成分が、熟成中に変化して、長所となると考えられているためである。

与那国町には、花酒と呼ばれる60%のものが「どなん」・「与那国」・「舞富名」の三銘柄あり、泡盛では最も度数が高い。皿に広げると揮発し、容易に火がつく。

泡盛の製造地域は、大きく分けて酒造組合のある6つの地域に分けられる。中心都市であり、琉球王朝の王府のあった首里地区を有する那覇市の酒造所の泡盛がよく流通している。琉球王朝時代、首里地区の首里三箇の酒造所のみ公認であったためである。現在は各地や離島の銘柄にも人気の高いものがある。本島北部の泡盛は生産量が少ないためあまり流通していないが、山原(ヤンバル)の豊富な水源を擁し水質が良いため銘酒が多いと思われる。本島中部、南部は、首里地区から移転した酒造所等もあり、比較的近代的、大規模な酒造所が多い。本島周辺の離島である久米島等でも製造されている。宮古諸島の酒は口当たりがよく飲みやすいものが多く人気が高い。宮古島は、酒豪が多い沖縄県でも、特に酒に強い人が多いとされており、オトーリという酒の飲み方は有名である。この風習のため飲みやすい泡盛が多いと考えられる。八重山諸島の酒は離島の小規模業者により生産されていることが多いため、個性的である。なお、大東諸島は明治時代に伊豆諸島からの移民が開拓した島であるため、泡盛の製造は行われていない。
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一般には熟成が3年未満の一般酒が流通する量が多く、多くの蒸留酒で寝かせてから販売されるのが普通であることと比較すると、やや特殊な例に当たる。昭和末までは、ほとんど二合瓶、三合瓶、一升瓶で出回り、特に手頃感のある三合瓶に人気があった。三合瓶と称されているが、容量は600mlである。二合瓶、三合瓶とも、一升瓶をやや寸詰まりにした形である。瓶も蓋も全銘柄共通で使われ、一升瓶と同じ柄のラベルが貼られていた。現在では、様々な形の瓶やそのまま寝かせるための甕、記念品や土産として琉球ガラスや陶器に詰められた泡盛も流通している。

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2009年06月15日 06:55に投稿されたエントリーのページです。

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